天然那智黒石 猫印硯工房
参考商品
NO.0331
NO.0332


蓋付きの硯については、以前(このページの最後で)
若干否定的なことを述べております。

「多忙で中座することもある中で、書を楽しみたい」との
お客様のご要望で、久しぶりに共蓋硯を制作しました。  
この写真では見えにくいですが、蓋に猫の足跡をつけることも
このお客様のアイディアです。
右の品をお選びいただきました。 喜んでいただけて
大変嬉しいです。
                

                  (2017年6月21日 更新)





   本体 18.5×14.0×2.4cm
   蓋 12.0×8.0×2.5cm  
  計 1.5Kg


 たまたま、こんな形の石が採れましたので
 全体を桃の葉に見立てて、蓋のつまみを
 桃の実のように作ってみました。
 桃の節句の頃のことでした。



   18.5×13.2×3.5cm
  1.58kg


 
当地にやってきて、初めて作った硯です。
 かなり重量級。
 ビギナーズ・ラックというやつでしょうか、
 とても感じ良くできあがりました(と、
 自分では思っています)。
 もっとも、時間はかけ放題にかけましたが。

 この雰囲気を残しつつ、使いやすいものを、
 と思って作ったのが、「商品一覧~硯〜」
 ページの「ふっくらした硯」です。





   13.0×11.5×2.7cm
  680g

 絵手紙をなさる方からのご注文品。
 内側に筆先を整えるための突起が
 あります。
 磨った墨を入れて使うものです。

 


   詳細不明

 何年も前、母の日に贈ったハート型の硯です。
 いくつかある趣味に加えて、書も楽しんで欲しい
 なあと、書道用品一式揃えて送ったのですが、
 たぶん今日まで、一度も使われていないと思います
 (いや、一度くらいは試してくれたかな?)。
 当人が興味を持って、その気になってくれないと
 無理ですね (と、判っていながら、そのうち
 父にも送ってみようかなぁとも・・・)。






  
17.5×13.2×3.0cm 
  1.47Kg


 書の作品を個展などで発表されている方からの
 ご注文品。磨った墨をほかの容器に移すための
 溝が、上部にあります。
 個展に伺えなくて、申し訳ありませんでした。
 とても残念でした。



 最大10cm角
 200〜500g程度。


 ちょっと書き用、小型硯の群れ。
 年賀状用に撮影した写真です。




        

     京都の川原で拾った「清滝石」を硯にできないか、とお客様から
   ご依頼を受けました(左が原石)。 ヒビなどがみられたため、
   途中で破損などする可能性もある、とお断りをした上で制作。
   きちんとお作りすることができ、お客様にお喜びいただけて
   幸いでした。

   

  

  備長炭を製造されている業者さんからのご依頼で試作した、備長炭製の硯。
 備長炭は鉄よりも硬いそうなのですが、同時に脆くもあり、またヒビや穴を
 避けることが大変難しく、商品化には至りませんでした。
 よく磨きこむと、まるでワックスやニスをかけたようにつやつや・つるつるに
 なり、ヒビなどがない部分では、墨を磨って、ためることもできました。
 思いもよらなかった素材での試行錯誤、面白かったです。

   

  

ごく初期に、大いに手間隙をかけて制作した、蓋付き硯です。
石同士が触れ合って カチャカチャと音をたてたり、傷つけあったりすることが
あまり好きではない、また、山ほど掛かる手間をどの程度価格に反映させて
いいのかわからない、などの理由で、もうずっと作っていません。
蓋付きの硯は、乾燥やほこりを防ぐには有効かとも思われますが、乾いたり
ほこりが入ったりするほど長時間放置すると、墨液は劣化してしまいますし、
膠が固まるなどして硯にとっても良くありませんので、ご注意ください
(ご使用のたびに、水洗いをお願いいたします)。  
     


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